Encyclopedia Brown: Boy Detective/Donald J. Sobol
YL(難易度):3.5 総語数 :17,434語 ※SSSより
ようやく、ペンギンシリーズから卒業です。
そして、いよいよ本格的にアメリカの子供達が
読んでいる洋書に今回から突入です。
このEncyclopedia Brownはシリーズ物で
軽く10冊以上は出版されている
ティーンズノベルとしては人気シリーズです。
また、この本を知ったきっかけは
本の最後にあった紹介からでした。
この本も前回5冊目のシャーロックホームズと
同様に推理小説系の本です。
恐らくシャーロックホームズで推理小説に
ハマったのではないかなぁと思い
紹介しました。
実際この本楽しいです。
あとamazonで改めて調べてビックリしたのですが
今はもうKindle版があるという。。。
私が読んでた頃はKindleはまだ流行ってなくて
実際ペーパーバックを買って読みましたし
アメリカに旅行に行ったときも
続編を現地の値段で買ったのも
今となっては良い思い出です。
ストーリーについて
この本のタイトルのencyclopediaというのは
百科事典という意味で
御推測の通り、この主人公のあだ名が
encyclopediaと呼ばれています(なんか凄い)。
というかオトナからも一目置かれており
めちゃくちゃ頭が良い少年です笑
この本には10話書いてあって
1話訳10ページほどです。
1話の終わりには謎解きがあり
この本もやはり中途半端な読み方では
謎が謎で終わってしまいますので
じっくり読むというよりは
何周も読むと良いかと思います。
この本を読み終わって
推理小説だけあって、たまに難しい単語が
出てきたりしますが、気になる単語だけ
調べて(特に名詞)あとはどんどん
進めて行くのが良いと思います。
やはりつまずくのは
英文の形で、動詞がどれに動きを与えてるかを
ちゃんと理解しないと
意味が分らないまま進んでしまいますので
単語よりも、そういった文章の構造を
気にして読み進めれば良いと思います。
正直言いますと
一番最初にこの本を読んだときは
ちゃんと理解して読む事が出来きず
挫折していました。
挫折というか、読み通しはしましたが
ちゃんと理解して読んでいなかったという
意味です。
ただ、前述のペンギンシリーズを読み終えて
他にも色々読んだ上で
この本に再チャレンジしたら
読み終えることが出来ました。
つまり、いきなりこの本にチャレンジするのは
現実無理だったと言うことです。
原因はもちろん英文を読む基本が
なってなかったと言うこと。
それは単語力だけではありません。
洋書の読み方でもお話ししましたが
分らない単語は飛ばしても良い
と言うことにしています。
しかしながら、単語は分るのに
英語の形として読めない
ものは飛ばしてはいけません。
これはとても重要で
これはずっと後まで引きずります。
なので、その場合ちゃんと調べるか
また、この本がもし難し過ぎると感じた場合は
もう少し、ペンギンシリーズの
他の本でレベル2を読む事を
お勧めします。
一つずつ基本を固めていけば
しっかり実力になっていきます。
一緒に頑張りましょう♪