The Tools / Phil Stutz, Barry Michels
ページ数 290 amazonより
Who moved my cheese?に引き続き
自己啓発ものです。
この本では身の回りで起こることに対して
上手く対処するための5つのツールを
紹介しています。
ツールと言っても道具を使うわけではなく
自分の身体を持って対処していく方法を
学ぶわけです。
私の最近読んだ本の中でも
もの凄く為になってる本です。
内容について
冒頭でお話ししたとおり精神的な悩みを対処するための
5つのツールを知りそれを実際に行なう方法が乗っています。
著者の二人は心理療法士で患者さんとのやり取りと
実践後の話が載っています。
おおざっぱに書くとこんな感じです。
- コンフォート・ゾーンを抜け出すツール
- 自分を不愉快にする人が現れた後に、その不快から抜け出すツール
- 人前で演説や話をする前に緊張しないために使うツール
- 自己嫌悪、心配事やネガティブな感情から抜け出すツール
- 始めたことを辞めない為のツール
本の構成は
一つのツールにつき一人の患者さんの悩みから始まり
それを対処するためのツールの説明→ツールのやり方→
図解→良くある質問→このツールのまとめ
という感じになっています。
この本の読み方
この本の読み方についてですが
私がそうしたのですが、Chapterの頭から読むのではなく
まずSummary(マトメ)を読むのが良いと思います。
Summaryにはその章のツールの目的、使い方、使うタイミング等
書かれているのですが、それを理解してから読む方が
話が理解し易いと思います。
英単語もあまり見慣れない単語を除けば
結構読み進められると思います。
あと繰り返し同じ単語が出てきたりするので
気になったら調べるのも良いと思います。
日本語版もあるので、合わせて読んでも凄く
為になる本だと思いますので
是非読んでみて下さいね。